ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!│あらすじ&感想〜作者自身の闘病記を描いた漫画〜

   

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!

作品情報

作品名:ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!

巻数:全1巻(完結)

著者:たむらあやこ

出版社:講談社

掲載紙:モアイ

 

あらすじ

函館の病院で働く22歳の新米看護師・たむらは、ある日突然原因不明の高熱に襲われ、動けなくなってしまう。いくつかの病院を転々とした後、たむらは脳神経内科のサトウ医師により、ギラン・バレー症候群と診断される。身体の自由と普通の日々を奪われてしまったたむらの、長く険しい闘いの日々が始まった――。

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「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」の感想

この漫画「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」は作者のたむらあやこさんが実際に罹った、ギラン・バレー症候群との戦いを描いた実録闘病漫画です。

あまり耳にしないこのギラン・バレー症候群は免疫系の病気で、国が難病に指定している病気でもあります。

 

この闘病記がもう壮絶のひとこと。

『ギラン・バレー症候群とはここまで恐ろしいのか』と読者は驚きますが、たむらさんの前向きさ、ポジティブさにも驚かされます。

起き上がれない、全身に激痛がはしる、もっと多くの苦しさが描かれていますが、たむらさん独特の表現からは力強ささえ感じます。

 

人間自分の病気のこととなると、『つらかった~しんどかった~』と弱音を吐き、同情を誘いたくなるものです。

こんなに私はつらかった。けど頑張ったよ!と称賛を求めるかもしれません。

 

しかし、この「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」はギランバレー症候群のつらさを描いているものの、ユーモアを交えた楽しいマンガになっていて、これは何よりもたむらさん本人の性格もあるのかなぁと感じます。

これだけの病気にかかったのに、努力して漫画を描けるほどに回復した姿には本当に勇気をもらいました。

 

この漫画はネット上で無料で連載されていましたが、私は漫画雑誌から遠ざかっていたので、もしこのネット連載がなければこの作品に出会えなかったかもしれません。

この作品を無料で読ませてくれた、たむらさんと編集者(出版社?)に感謝です。もちろん単行本も買いました。

ライター:ふじろん(30代女性)

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