学園アリス│あらすじ&感想〜少女漫画とは思えないほどストーリーに引き込まれる〜
作品情報
作品名:学園アリス
巻数:全31巻(完結)
著者:樋口橘
出版社:白泉社
掲載紙:花とゆめ
あらすじ
田舎町で育った蜜柑と蛍は大の親友。なのに蛍は突然都会の学校に転校してしまう…。蛍を追って“アリス学園”に辿り着いた蜜柑。そこは、特別な天才しか入れない超エリート校だった!?不思議いっぱい☆schoolコメディ登場!
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「学園アリス」の感想
私がこの作品を知ったきっかけはアニメでした。
小さい頃に毎週見ており、子供でも楽しめる内容だったので母にお願いして単行本を買ってもらったのを覚えています。
序盤は主人公の学園生活が描かれていて、ファンタジーの世界を羨ましく思ったり、恋が芽生えたりした時にはキュンキュンしていました。
運動会や文化祭など、今読めば学生時代を懐かしく思えるような内容がたくさんありますので、大人になってから読み返すのも楽しみの1つですね。
『必ず一人はお気に入りの人物が見つかる』と言い切れるほど登場人物が多いのですが、どの人物もユニークで様々な能力を持っているので、誰が誰かわからなくなるということは全くなく、作者の情熱が感じられます。
物語が中盤にさしかかった頃に、主人公がどんな存在なのか、学園の裏でうごめく陰謀の影が見え隠れしてくるのですが、ストーリーがしっかりしているので、そこまでもあっという間。
少女漫画とは思えない程引き込まれます。
終盤になると全ての謎が解けるんですが、意外などんでん返しがあり、話にのめり込んで読み進めていると、登場人物が叫んだコマにまるで自分がその場にいるかのように驚いてしまったことがあります。
それぐらいおもしろいストーリー展開です。
全て読み終えた後にはほっこりした気持ちになれますし、家族の温かみや友情の大切さ、思いやりの気持ちが全て詰め込まれたとっても素敵な漫画ですので、ぜひ一度読んでみてください。
ライター:オレンジ(20代女性)
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