秘密 -トップ・シークレット-│あらすじ&感想〜最後まで驚きの展開が続く傑作ミステリー〜

      2017/05/18

秘密 -トップ・シークレット-

作品情報

作品名:秘密 -トップ・シークレット-

巻数:全12巻(完結)

著者:清水玲子

出版社:白泉社

掲載紙:MELODY

 

あらすじ

変死を遂げた米大統領、自殺した連続殺人犯…。彼らの脳に遺された映像が語る「秘密」とは…!?

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「秘密 -トップ・シークレット-」の感想

私は清水玲子さんの作品が大好きなのですが、その中でもこの「秘密」という作品は特にお気に入りでこれまでに何回も読み返しています。

 

まず死んでしまった人の脳を映像化してその人の見た世界を他の人も見れるようにし、それをもとに捜査をするという発想が本当にすごい。

そして視覚化された他人の見た世界が、その状況下によって様々な可能性をもつということも、見ていて想像力を引き立てられ一気に読み進めてしまいました。

 

一つ一つの事件を人の脳を通してみることで、様々な思いがしっかり絡んでくるのもとても魅力的ですし、事件の真相を暴くと同時に誰かの隠したかった秘密も暴いてしまうという悲しさも、見ていてとても複雑な気持ちになりました。

同時に、なんだか自分も見てはいけないようなものを見てしまったような気になるくらい作品にのめりこんでいたことに、毎回気づきます。

 

それでも天才で洞察力の鋭い警視正の薪さんと、その部下の青木がしっかりと事件を解決してくれるので、いつもほっと胸をなでおろすことができます。

特に薪さんはどんな人にも言いたいことを言ってくれるので、そのセリフ回しがとてもすっきりすることが多いです。

 

他にも同じ第9研究室には個性的なメンバーがたくさんいるので、読んでいるうちにどのキャラクターにも愛着がわいてきてしまいました。

 

最後まで驚きの展開が続き、一応完結はしていますが、その続編がまた出ているので、これからも何度も読み返しながら続きも楽しみたいと思います。

ライター:まみこ(20代女性)

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映画版「秘密 THE TOP SECRET」

  • 公開:2016年8月6日
  • 上映時間:149分
  • 主演:生田斗真

 

映画版「秘密 THE TOP SECRET」の感想

私は平均して2ヶ月に3回くらいは映画を観に行くんですが、だいたいは夫と一緒にレイトショーです。

その時に劇場で流れた予告を観て、『次はあれが観たいね』という感じで次に観るものが決まるのですが、この「秘密」もそのひとつです。

 

原作は知りませんでしたが、話の設定が個人的に好きなタイプで、始まりから引き込まれました。

死者の脳の中に残っている記憶を映像化できるという、非現実的でありなからもしかしたら数年後に現実化するのではないかとも思えるもので、話の展開にはハラハラさせられましたが、前半のストーリー展開に比べ後半がそうでもなく、『話の大事なところは何だったっけ?』という風なエンディングになってしまった感じでした。

 

あと、この映画で大きな部分を占める怖い映像が私はダメで…

吉川晃司さん演じる連続殺人犯の記憶を見た時は、次々とスクリーンに写る殺人のシーンに、私は目を手で覆いすき間からしか観れなかったので、そういった映像が苦手な方にはおすすめできません。

 

役者さんについては、生田斗真さんの演じる科学者は堂々としていて、絹子役の織田梨沙さんはとても存在感がありましたが、松坂桃李さんがあまり多くスクリーンに写らなかったのが、私としては少し残念だったなぁーっと。

 

観終わって、私の満足度は7割ぐらいでしたが、夫は『すごくおもしろかった』と言っていました。

でも2時間以上の長作があっという間に終わったので、苦手な部分はあったものの、やはり私も楽しんだのだと思います。

ライター:m_p(40代女性)

 

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