漂流教室│あらすじ&感想〜大人との戦いを描いた楳図かずおの名作漫画〜

      2016/04/27

漂流教室

作品情報

作品名:漂流教室

巻数:全6巻(完結)

著者:楳図かずお

出版社:小学館

掲載紙:少年サンデー

 

あらすじ

隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!

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「漂流教室」の感想

私は20代の男性で、サラリーマンをやっている者です。

この作品は高校2年生の夏休みに友達から借りて読みました。

 

楳図かずおさんの作品はそれまで読んだことがなく、「色の奇抜な家を建てて揉めているおじいちゃん」というイメージしかありませんでしたが、読んでみて一番感じたことは、恐怖という感情の表現や描写がとてもリアルで上手く、不気味だということです。

 

現在では出版できなさそうな、いわゆるグロい描写も数多くありました。

絵はお世辞にも上手いとは言えないのですが、恐怖や緊迫感が頭に直接入ってくるようなわかりやすい絵だと思います。

 

この作品のテーマはこれまで言ってきた『恐怖』はもちろんですが、『大人との戦い』も大きなテーマです。

タイムスリップしてしまい時空をさまよっている最中に、給食室のおじさんとの壮絶な争いのシーンがあるのですが、給食室のおじさんは世間の大人の象徴として描かれています。

 

子供たちはあの手この手を使い大人と戦いますが、大人の力には敵わず死んでしまう子供も多くいます。

しかし最後には全員の力を合わせて「大人の象徴」を倒すことに成功しました。

 

「漂流教室」の中で描かれている子供たちの葛藤は、現代の若い私たちにも共通する部分がたくさんあり、ストーリーとしても面白い作品ですが、「大人のあり方」という目線で見るとまた違った楽しみ方ができると思います。

ライター:まりお(20代男性)

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