恋は雨上がりのように│あらすじ&感想〜45歳の冴えない店長と17歳女子高生との恋〜
作品情報
作品名:恋は雨上がりのように
巻数:5巻(連載中)※記事執筆時
著者:眉月じゅん
出版社:小学館
掲載紙:ビッグコミックスピリッツ
あらすじ
橘あきら。17歳。高校2年生。感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。その相手はバイト先のファミレス店長。ちょっと寝ぐせがついてて、たまにチャックが開いてて、後頭部には10円ハゲのあるそんな冴えないおじさん。海辺の街を舞台に青春の交差点で立ち止まったままの彼女と人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす小さな恋のものがたり。
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「恋は雨上がりのように」の感想
TSUTAYAのレンタルコミックコーナーでプッシュされてて、タイトルが綺麗だなーっと思って立読みしたのがきっかけ。
なんか気付けば引き込まれてまして、1巻のほとんどを立読みしてしまい店員に怒られるハメになりましたw(そのあとちゃんと借りましたよ)
ストーリーは45歳・冴えないファミレス店長(バツイチ子持ち)に、17歳・アルバイトの女子高生が恋をするって話。
もうこの設定だけでも世のおじさん達に勇気を与えてます。
ひとつ言っておきたいのは、こういう設定だからと言ってエロ目的の漫画ではないということ。
むしろ逆。めっちゃピュアで年甲斐もなくキュンとしてしまう作品です。
ちょうど僕が30歳という間ぐらいの年齢だからなのか、女子高生と店長とどっちの気持ちも分かってしまう。
高校生のときぐらいって先のこととか世間体よりも『好き』って気持ちが大事だったし、大人になってしまった身としては好きと言われたからって『はいそうですか』って付き合うわけにもいかんですわな。
店長は自分の立場とか、援助交際って見られるとか、自分は何の未来もないおっさんだからって理由をつけて逃れようとするんだけど、彼女のまっすぐな気持ちについつい押されてしまう。
そんな店長の言葉。(単行本4巻)
『この感情を、恋と呼ぶにはあまりに軽薄だ。』
とりあえず1巻だけでも読んでもらえれば、合う人は最新巻までするりと読んでしまう作品だと思います。
なんかドラマ化・映画化しやすそうな漫画だけど、やるならB級映画にせずにちゃんとやってほしいなぁ。
ライター:管理人
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