ねこたん。│あらすじ&感想〜2匹の猫探偵が織りなす日常4コマ漫画〜
2016/05/28
作品情報
作品名:ねこたん。
巻数:2巻(連載中)※記事執筆時
著者:大橋つよし
出版社:講談社
掲載紙:別冊少年マガジン
あらすじ
ある町の古いアパートにある小さな探偵事務所。そこには、2匹の猫の探偵がいました。依頼人の悩みを解決するため、所長と助手は、今日も町へくり出します。2匹のゆるーい猫探偵と個性的なキャラたちによる、笑えて、なんだか癒やされる4コマ漫画、いよいよ登場です。
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「ねこたん。」の感想
他に類を見ないシンプルな絵柄で、これまた独特の天然キャラが織りなす日常4コマを得意とした大橋ツヨシ氏。
その彼が大橋つよしに改名してから初めての作品です。
今度の主人公は所長と助手の2匹のしゃべる猫!
しかもその職業は探偵と際立った設定なのにも関わらず、どこにでもあるような日常を感じられる作品になってます。
しっかりしているようでどこかボケている所長、幼い感じながらも少し淡々とした助手をはじめ、おちゃめでノリのいい大家さん、近所のちょっとわがままで騒がしい女の子のふみかちゃん、それにちょっと変わった相談をしてくる依頼人たち。
そんな人たちとの掛け合いに、のほほんとした笑いがこみあげると同時に、この町に住んでみたいという気持ちになってきます。
大橋つよし氏の作品に必ずある、メインには関係ないサブレギュラーキャラたちの4コマも健在です。
時々出ていたピリッとした風刺が、今作ではほとんど見られなくしまったことが少し残念ですが、その分所長や助手の猫らしいしぐさの描写や、かわいい女の子キャラが増えていて、万人向けになっていると思います。
4ページ1話の4コマ漫画なので少し空いた時間にちょっとずつ読むこともできますので、癒しを求めている人には是非おすすめの作品です。
ライター:にくまん(30代女性)
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