タッチ│あらすじ&感想〜30年経っても色褪せないあだち充の名作野球漫画〜

      2016/12/21

タッチ

作品情報

作品名:タッチ

巻数:全26巻(完結)

著者:あだち充

出版社:小学館

掲載紙:少年サンデー

 

あらすじ

努力という言葉に縁のない兄・上杉達也と、何事にも一生懸命努力する弟・上杉和也。二人は、双子の兄弟。隣の喫茶店「南風」の一人娘・浅倉南とは幼なじみ。三人の「青春」から、目が離せない……!

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「タッチ」の感想

好きな女の子を甲子園に連れていきたいと思うこと間違いなし

今でも根強い人気の青春スポコン漫画の「タッチ」ですが、やはり発売から30年以上経ってもついついまた見読んでしまう漫画ですし、あだち充さんの作品の中でも特に魅力的な作品だと思います。

 

主人公の上杉達也と、その双子の弟和也が浅倉南を巡って恋と野球に打ち込む物語ですが、作品の初めのほうで弟の和也が交通事故死で亡くなってしまいます。

あだちさんの作品にはけっこう重要な人物が亡くなることも多く、そこはやっぱり悲しいのですが、弟の和也が亡くなってからの達也の生き方こそが、この作品の真の始まりだと思います。

 

私は「タッチ」を何回も読んでいますし、今でもときどきマンガ喫茶やネットでタッチのことを見たり調べたりするくらい大好きです。

南ちゃんもかわいいですし、達也の南ちゃんを思う気持もかなりいいですよね。

 

「タッチ」は少し古い漫画ですが、いま読んでも間違いなく面白い作品なので、まだ読んだことがないという方であれば、ぜひ一度は読んでみていただきたい!

子どもが読めば子どもなりに、大人が読むと大人の目線で、それぞれに楽しめると思います。

 

登場人物もユニークなキャラが多く、新田くんや原田くんなど個性的なキャラクターがたくさん出てきますし、野球だけでなく達也と南ちゃんの恋の行方からも目が離せません。

10代の頃に読めば、自分も大好きな女の子を甲子園に連れていきたいと思うこと間違いなしです!笑

ライター:アニタ(30代男性)

 

野球・恋愛・青春。全てが詰まった名作。※ネタバレあり

「タッチ」といえば、野球漫画の不朽の名作として今でも語り継がれる作品です。

何をやっても弟に劣る兄・達也と、すべてが完璧な弟・和也。そんな二人の幼馴染の南の3人の話なんですが、この3人のなんともいえない三角関係が本当に歯がゆくて。

 

あんなにイケメンで優しい和也に思われているのに何で南は達也に惚れてるの?と最初は思っていましたが、漫画を読む進めていくうちに、本当は何でも出来るのに弟のためを思って「ダメ兄貴」を演じているのが分かると、イケメンなのは和也だけど女心がくすぐられるのは達也だなあと南の気持ちがわかってきたり。

 

この作品の凄いところは、最初は誰もがダメ兄貴の達也に感情移入しちゃうんですよ。和也は完璧すぎると感じるから。

でも話が進んできて南の本当の気持ちが分かると、今度は南の気持ちを知りながら必死に甲子園を目指す和也に同情しちゃうんですよね。

 

この辺の「3人共に感情移入ができる」というストーリー描写はあだち先生は見事としかいいようがないです。

 

和也が可哀想と誰もが思っての、あの衝撃の展開。

私は、甲子園を目指す達也は達也じゃなく和也が乗り移っていたと思っています。

 

2年で野球部に入ってから甲子園が決まるまでは「達也の中の和也」が野球をしていたんじゃないかって。

甲子園が決まって、和也が達也の中から消えて「本当の達也」になったからこそ、最後に南に告白したんだと。

 

南に告白したあの瞬間、「三人の夢」は完結したんだと思います。

野球・恋愛・青春。全てが詰まったいつまでも色褪せない間違いなく名作です。

ライター:kata(30代女性)

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映画版「タッチ」

LINKCoffee南風-映画「タッチ」公式ブログ-

  • 公開:2005年9月10日
  • 主演:長澤まさみ・斉藤祥太・斉藤慶太
  • 上映時間:116分

 

映画版「タッチ」の感想

この映画を観るのには原作やアニメの知識があってはいけないような気がする。

何故かというと、原作では一番盛り上がる大切なシーンでも、あっさりスルーしている作りが気になります。

 

地区予選決勝でエースのかっちゃんが来ないなか、仲間が必死に耐えるシーン。

本来なら信じて待つ仲間と、かっちゃんの事故のことを考えると涙すら出てきそうなシーンのはずなんですが、映画ではあっさりスルーしてしまうような作りになっていたのは驚きでした。

 

他にも高校野球ならではの夏らしさが感じられないのも残念です。

照り返すような日差しと汗。土ぼこりのなか高校球児が全力でプレーしているはずなんですが、なぜこんなにも爽やかなんだろうと違和感があります。

 

登場人物では長澤まさみの可愛さオーラがスゴすぎて、長澤まさみのプロモーションムービーを見てるみたいです。

たっちゃん、かっちゃんの姿が霞んでしまうので、もう少し他の役者さんにも頑張ってほしかったですね。

 

全体の評価としてはかなり厳しいことを言わざるをえない感じの作品で、もう少し原作ファンの気持ちや大切なシーンの再現方法を考えてほしかったなと。

長澤まさみの可愛さを見るためだけならおすすめします。

ライター:かめさん(40代男性)

 

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