アオアシ|あらすじ&感想〜Jユースを舞台にしたワクワクさせてくれるサッカー漫画〜
2017/03/17
作品情報
作品名:アオアシ
巻数:8巻(連載中)※記事執筆時
著者:小林有吾・上野直彦
出版社:小学館
掲載紙:ビッグコミックスピリッツ
あらすじ
愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)。粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているアシトだったが、まっすぐすぎる性格が災いして、大きな挫折を経験することに――― そんなアシトの前に、東京にある強豪Jクラブ「東京シティ・エスペリオン」のユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)が現れる。アシトの無限の可能性を見抜いた福田は、東京で開催される自チームのセレクションを受けるよう勧めて!? 将来、日本のサッカーに革命を起こすことになる少年の運命は、ここから急速に回り始める!!
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この記事の目次
「アオアシ」の感想
「シュート」「俺たちのフィールド」「ホイッスル」。(少し上の年代の方ならキャプ翼とか)
そんなこれまで夢中になってきたサッカー漫画に、間違いなく続いているのがこの「アオアシ」です。
僕は「マンガワン」という漫画アプリでたまたまこの作品を見つけて、最初は『どうせよくあるスポーツものでしょ?』って思ってました。
いや確かに、実際に読んでみてもよくあるスポーツものです。
人一倍下手くそな主人公が必死に努力して、仲間たちと切磋琢磨しながら強くなっていく。
内容を簡単に書いてしまえば本当に「よくある」やつです。
でも逆に言えば、これまで夢中になって読んできた他のサッカー漫画も「よくある」スポーツ漫画の1つなわけであって、そんな作品と同じように気付けば新刊が出るのを心待ちにさせてくれる面白さが「アオアシ」にもあります。
少し他のサッカー漫画と違う点を上げるとすると、「Jユース」というプロチームのユース組織(18歳以下)を舞台にしていること。
これまでは部活動のサッカー漫画ばかりでしたからね。
プロになることしか考えていない周りの選手たち。
プロで通用しないと判断されたら生き残れない世界の中で、主人公がどんな個性を磨いて活躍していくのか。
その変化をワクワクさせながら表現するのが本当に上手い作品なので、これからの連載も楽しみにしています。
ライター:管理人
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画像付きあらすじ
愛媛県の中学生・青井葦人(あおいアシト)は、仲間たちと最後の大会に臨む。
決して強いチームとは言えないが、アシトの活躍でついに同点まで追いつく。
しかし、相手チームの選手とのイザコザでレッドカード(退場)になってしまうアシト。
それを観客席から見つめる1人の人物。
自分のせいで負けてしまったと落ち込むアシトと海沿いでたまたま再会した男は、自分のプレイを見せ『お前がこれぐらい出来てたら負けなかった』と言い放つ。
求めていたスキルを持っていないことに当てが外れた様子の男だが…
アシトの特殊な才能に気付いた男性は、自分がJリーグクラブのユースチームの監督であることをアシトに伝え、東京で行われる選考会に誘う。
突然の誘いに悩むアシトだったが、家族の後押しもあり選考会に挑戦することに。
アシトの戦いが始まる…