ダイヤのA|あらすじ&感想〜頑張る姿に心打たれる高校野球を描いた漫画の王道〜
作品情報
作品名:ダイヤのA
巻数(第1部):47巻(完結)
巻数(第2部);6巻(連載中)※記事執筆時
著者:寺嶋裕二
出版社:講談社
掲載紙:週刊少年マガジン
あらすじ
中学全国大会を目標としていた沢村栄純(さわむら・えいじゅん)。最後の大会は自らの暴投で敗退してしまう。仲間とともに高校でリベンジを誓うなか、名門、青道高校野球部からスカウトが来る。見学に訪れた沢村は、いきなりエリート校の洗礼を受けることに!名キャッチャーの呼び声高い御幸一也(みゆき・かずや)との出会いが沢村の高校野球への情熱を目覚めさせる!!
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「ダイヤのA」の感想
数年前にアニメ化もされ、高校野球を描いた漫画の王道とも呼べる漫画なのではないでしょうか。
真っ直ぐ素直に野球と向き合う少年たちの姿に心打たれます。
スポーツ漫画には無名校が上を目指していくものと、名門校に新入部員として入る主人公の物語の2パターンが多いです。
この作品は後者で、まさに「野球バカ」という言葉が似合う、馬鹿みたいに全力で、馬鹿みたいに野球好きな少年が主人公です。
私自身、スポーツ観戦は好きですが野球に関する知識はほぼ無いに等しいのですが、それでもこの作品で最低限のルールを知りながら楽しく読み進めていきました。
きちんと試合のシーンの描写がたくさんあるのは嬉しいです。
単行本で何巻にもわたって一つの試合が続くこともありますが、常にハラハラする展開で飽きません。
高校生ならではの必死さ、ガムシャラさがとても胸に来て、何度も涙を流しました。
とにかく野球が好きで強くなることに一生懸命な姿は、なぜだか少し見ているこちらが恥ずかしくなることもありますが、キラキラ輝いています。
強くなって喜ぶ姿、負けて悔しがる姿、チームメイトとの友情、時々見せる高校生男子らしいお馬鹿な行動。
その全てが高校球児の青春を感じさせ、なんだか少し羨ましくも感じます。
ライター:かりん(10代女性)
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