ハイキュー!!│あらすじ&感想〜バレーの魅力が詰まった大人にも読んでほしい感動作〜
2018/03/29
作品情報
作品名:ハイキュー!!
巻数:21巻(連載中)※記事執筆時
著者:古舘春一
出版社:集英社
掲載紙:週刊少年ジャンプ
あらすじ
おれは飛べる!!バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?
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「ハイキュー!!」の感想
我が家の子どもたちのバイブル
ハイキューはタイトルの通り排球=バレーボールをテーマにしたスポーツ者の漫画です。
我が家の高校生の長男と中学生の次男はどちらもバレーボール部に所属していて、我が家で話題になるテーマと言えばバレーボールの事ばかり。
我が家に遊びに来る子どもたちも、付き合いのある大人たちもみんなバレーボール関係者が殆どです。
そんな我が家では「ハイキュー」はバイブル。
ただ単に試合に勝ったとか、すごいテクニックを持ったとかのスポーツものではなく、スポーツだけでなく人生のすべてにおけるテーマ「己に克つ」事や仲間との信頼関係、お互いを励まし切磋琢磨する姿は、日本中の子どもたちだけでなく、大人にも読んでほしいと思うくらい感動もので、何度読み返してもジーンとするシーンばかりです。
漫画というと「勉強をしないから」「漫画ばっかり読んでいる」など、どうしても悪いものというイメージがありますが、ハイキューの中に出てくる高校生たちが、必死にボールに食らいつく姿勢や、己にも仲間にも厳しく、優しく、勇気をもって繋がっていく姿は、どんな勉強よりも人生の役にたつのではないかなと感じずにはいられません。
バレーボールを愛する我が家の子どもたちが、バレーボールを通じてハイキューの登場人物のような一生懸命な生き方をしてくれたらと願って、毎日のようにページをめくっています。
ライター:バレー親父(40代男性)
バレー経験者が読んでもリアリティーがある
バレーボールのスポーツとしての面白さと、男子高校生のスポーツにかける青春が魅力的に描かれており、私自身が高校でのバレーボール経験者ということもあって、とても大好きで思い入れのある作品です。
最初は気の合わない日向と影山が練習を重ねるごとにお互いを認め合い、素晴らしいコンビネーションプレーができるようになるところは、私が経験したものとも重なる部分があり、作品を読むと自分の青春時代を思いだすようで懐かしい気持ちになります。
バレーボールの試合の描写は経験者からみても、『ああこんなことあったなあ…』と感じることも多く、漫画ながらもリアリティがあります。
そしてなんといってもキャラクターが魅力的。
主人公の学校の部員だけでなく、他校の部員も個性豊かに描かれています。
その中でも私のお気に入りのキャラクターは、烏野学園の西谷 夕です。
このキャラクターはチームの中で一番背が小さいながら誰にも負けない精神力を持っており、リベロというレシーブ専門のポジションでチームを後ろから支えるとても頼りになる人物で、試合のたびにスーパーレシーブを魅せてくれるのでワクワクさせてくれます。
まだ完結していない作品なので、『上の学年が引退してしまったらどうなるのか?』『ライバルには勝てるのか?』など、これからも先が楽しみな作品です。
ライター:cocobear(20代女性)
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