キルミーベイベー│あらすじ&感想〜アニメ版とはまた違った空気感で漫画も面白い〜
2016/05/28
作品情報
作品名:キルミーベイベー
巻数:7巻(連載中)※記事執筆時
著者:カヅホ
出版社:芳文社
掲載紙:まんがタイム
あらすじ
なぜかフツーに学校に通う組織の暗殺者・少女ソーニャ。そんな彼女にまとわりつく恐れを知らないおバカ娘やすな。2人が織り成すキラリと光るキラーギャグ4コマ!!この鋭いナイフ、絶対クセになる!!
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「キルミーベイベー」の感想
登場人物が非常に少ないのが特徴です。(ボケのやすな、ツッコミのソーニャの2人に時々場を乱すあぎりさんが出てくるだけ)
パターンとしては毎度毎度やすながウザい絡みをして、ソーニャがど突くというど突き漫才なのですが、登場人物を増やさずにずっと続けていられるというのがすごいと思います。
ネタに関しては出発点はそんなにおかしくない、何てことはないことから始まりますし、次の話への続き方も、特に論理の飛躍とか矛盾は感じません。
でも最後の方になってふと気づくと、何でこんなことになってるんだ!?という状況になっていて、この自然に変な状況を生み出す力が作者のカヅホ先生の魅力なのだろうと思います。
あと、たまにちょっとホラーチックというかシュールレアリズム的な、読む人が読むと怖く感じるかもしれない話があります。
キャラクターデザインは掲載誌が掲載誌なのでかわいらしい感じですが、違う人が絵だけ描いたら、きっと全然違う雑誌に掲載されていることでしょう。
TVアニメ化もされ、ネットではずっとネタにされ続けてきた作品ですが、マンガもまたアニメ版とは違った変な空気感で、負けず劣らずおもしろいと思います。(かく言う私もTVアニメで知ってマンガも読み始めた一人です)
ライター:ちゃんまるこ(30代男性)
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