めだかボックス│あらすじ&感想〜西尾維新の小説が原作で漫画でもその言葉遊びは健在〜
作品情報
作品名:めだかボックス
巻数:全22巻(完結)
著者:暁月あきら・西尾維新
出版社:集英社
掲載紙:週刊少年ジャンプ
あらすじ
箱庭学園内に設置された目安箱は、24時間365日、生徒の誰もが、どんな悩みでも投書できる、通称“めだかボックス”!生徒達のあらゆる悩みを解決する為に完全生徒会長・黒神めだかの奮闘の日々が始まった!!
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「めだかボックス」の感想
私は原作者の西尾維新さんの大ファンであったため、「めだかボックス」という漫画が始まった時はワクワクしたものです。
漫画でも言葉遊びは健在で、はっとさせられるセリフも数多く、中でもうまいなと感じたのが『光化静翔(テーマソング)』で、校歌斉唱をもじっているからテーマソングという読み方をさせているのでしょう。
このスキルを持った日之影空洞というキャラは、英雄の名にふさわしい強さとかっこよさを兼ね備えていました。
惜しむらくは登場回数の少なさです。かっこいいキャラでしたから、もっと登場してほしかったなと個人的には思います。
ですが「めだかボックス」には他にも数多くの魅力的なキャラクターがいます。
中でも一番好きだったのが球磨川禊です。最初は敵として登場しましたが、戦いを経て味方になったキャラです。
出てきた当初はむしろ嫌いなキャラだったのですが、本音を安心院なじみにぶつけた辺りから魅力を感じ、味方になった時には一番大好きなキャラクターになっていました。
行動自体は敵の時と大差ないのですが、なぜか好感を持てるキャラに様変わりしていて、これは演出の力なのかもしれませんね。
球磨川禊は誰にも勝てない敗北者というキャラでしたが、正直な話勝っていてもおかしくない戦いはいくつもありました。
ですが、球磨川は女の子に泣いて頼まれたら攻撃できないじゃないかと、勝てたはずの戦いをあっさりと放棄し、自らの負けを口にするのです。
主人公よりも普通にかっこいいキャラです。
それゆえか球磨川は女子キャラの何人かに惚れられていましたが、それもこのかっこよさなら当然だろうなと思います。
ライター:ruru(20代男性)
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アニメ版「めだかボックス」
LINKあにてれ:めだかボックス アブノーマル - テレビ東京
- 放送(第1期):2012年4月〜6月
- 話数(第1期):全12話
- 放送(第2期):2012年10月〜12月
- 話数(第2期):全11話+番外編1話
アニメ版の見どころ
目安箱は、「めだかボックス」などと呼ばれ、生徒たちから好評を博していた…。
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