めぞん一刻│あらすじ&感想〜アパートの管理人としてやってきた未亡人との恋〜
2017/03/03
作品情報
作品名:めぞん一刻
巻数:全15巻(完結)
著者:高橋留美子
出版社:小学館
掲載紙:ビッグコミックスピリッツ
あらすじ
曲者揃いの住人たちから邪魔されても、新管理人・音無響子を一途に慕うけなげな五代。だが彼女との恋を実らせるには、あまりに大きく険しい壁があった。それは響子が結婚半年で夫を亡くした未亡人であることで…。
>> めぞん一刻│試し読みはコチラから(eBookJapan)
この記事の目次
「めぞん一刻」の感想
高校生の時に初めて読んだんですが、20代後半になってもう一度読み返すと、高校生の時には分からなかった管理人さんや五代くんの気持ちがよく分かり、ぐいぐい作品に引き込まれていきました。
1話ごとにタイトルが付いていて、次回も同じ場面の話が続くにしても、毎回きちんとオチがついて終わります。
タイトルもその当時の流行ものなんかとかけてあったりしてオシャレです。
そしてとにかく登場人物が個性的な人ばかりでかなり魅力があり、チョイ役でたまに出てくる人物なんかでもクセが強くて飽きません。
あとなんと言ってもこの漫画の一番の見どころは、管理人さんと五代くんの勘違いから始まるすれ違いの数々。
「あ~~なんでー!!」と読みながら声を出したくなるような、モヤモヤ・ヒヤヒヤするすれ違いを何回も見せてくれます。
その度に喧嘩になって、管理人さんから軽く無視される五代くん・・
付き合っているのかいないのかよく分からない2人の関係性。
お互いに惹かれあっているのに、それぞれ違う異性とデートに行ったり・・
素直になれない管理人さんにイライラしながらも、自分にもそんな時期あったなと共感できる部分もあります。
どんちゃん騒ぎしたり、喧嘩したり、叫んだり、怪我したりと騒がしい漫画ですが、ラストシーンでは感動して涙すること間違いなしです。
高橋留美子さんの当時の絵は現在とはだいぶ違いますので、そういった点で楽しむのも面白いんじゃないでしょうか。
スレンダーで美しい管理人さんに、きっとドキドキしてしまいますよ。
「めぞん一刻」はついつい何度も読み返してしまう大好きな漫画ですので、また3年後ぐらいに読みかえそうと思います。
ライター:あや(20代女性)
>> めぞん一刻│試し読みはコチラから(eBookJapan)
「高橋留美子」の他の作品
らんま1/2
関連らんま1/2│あらすじ&感想〜男女や子ども・大人を問わず家族で楽しめる漫画〜
犬夜叉
関連犬夜叉│あらすじ&感想〜少し複雑なストーリーが魅力の王道少年漫画〜