進撃の巨人│あらすじ&感想〜巨人との戦いとミステリーな内容に引き込まれる〜
2018/03/29
作品情報
作品名:進撃の巨人
巻数:20巻(連載中)※記事執筆時
著者:諫山創
出版社:講談社
掲載紙:別冊少年マガジン
あらすじ
手足をもがれ、餌と成り果てようと、人類は巨人に挑む!!巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。――震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作アクション誕生!これが21世紀の王道少年漫画だ!!
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この記事の目次
「進撃の巨人」の感想
「はだしのゲン」以来の、ご飯がマズくなる読後感です。
しかし、グロ要素も多彩ですが、それ以上にサスペンスな内容に惹き込まれます。
作画は下手だと言われてますが、数多いキャラクターの描き分けができていて、巨人ですら同じ顔がありません。
街ゆく人達の中にも、巨人に似た人がきっと居ると思うので、ひっそりと探してみてほしいです。
また、キャラクターの性格や人間の心の裏側も非常に綿密に描かれていて、綺麗ごとだけで生きていないという現実をリアルに表現しています。
私にとってのこの漫画の一番の魅力は「自分の悩みなんて、この漫画の登場人物に比べたら取るに足らないものだよね」と思え、勇気が湧いてくることです。
作中度々出てくるワードに「世界は残酷だ」「自由を手にしろ」という意味のものがありますが、世界はもともと残酷という言葉で、自分の辛いと感じる境遇も、何故かすんなりと受け入れることができます。
そして自由を手にしろという言葉は、その意味のまま自分が鼓舞されているようで、読んだ後は不思議と生きる力が湧いてくるのです。
何かにうじうじと悩んでるくらいなら、この漫画を読んでみてください。
ライター:せい(30代女性)
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映画版「進撃の巨人」
- 公開(前編):2015年8月1日
- 上映時間(前編):98分
- 公開(後編):2015年9月19日
- 上映時間(後編):87分
- 主演:三浦春馬
映画版「進撃の巨人」の感想
漫画の「進撃の巨人」は大好きで、毎月見ています。
実写版も映画館公開前からものすごい話題だったので初日に見に行きましたが、映画館も大混雑で、とにかく人が多くて期待できる!と思っていました。
映画のセットに関してはものすごいリアリティがあって、村の様子や建物はいい感じに表現されてます。
巨人はもろCGといった感じでしたが、初めて顔を見せた瞬間はぞくぞく感が止まりませんでした。
残念だなぁと思った点は、立体機動装置を使ったシーンが少なかったこと。
立体機動装置で巨人と戦うシーンが実写ではどう表現されているかを楽しみにしていたので、もっと色んな戦いが観てみたかったと思います。
あとは原作に比べて話が違う点が多くて「んー?」と首を傾けることも多々あったなと。
まずミカサの存在。
シキシマの弟子・彼女的な感じでしたが、クールで強いミカサでいて欲しかったです。
全体的に恋愛系に持って行こうとしていたのも残念な部分で、オリジナルキャラのフクシ、リルの恋愛ストーリーはまさに必要ないと感じました。
原作を知らない人が見るのであれば面白いかもしれませんが、漫画のファンの期待を超えるほどではなかったかもしれません。
ただ、そういった固定概念がない方にはいい映画だと思います。
原作がまだ話が続いている中で、前後編合わせて3時間ほどの時間じゃまとめきれないのかなとも感じたので、もし続編があるのであればぜひ見たいです。
ライター:のりぞー(30代男性)
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