トウ・シューズ│あらすじ&感想〜バレエのシンデレラストーリー〜
2016/06/03
作品情報
作品名:トウ・シューズ
巻数:全5巻(完結)
著者:水沢めぐみ
出版社:集英社
掲載紙:りぼん
あらすじ
【目指せ、プリマバレリーナ!!】くるみは小学5年生の時に初めて見に行った「くるみ割り人形」の舞台に衝撃を受け、穂坂バレエスクールに入団した中1の女の子。ある日くるみは、病気で降板した憧れのはづきさんの代役を任されることに!! バレエを始めて2年たらずのくるみは、はづきさんとのレベルの差に戸惑うが…。
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「トウ・シューズ」の感想
水沢めぐみの作品が今も同じ絵柄であることにまず驚きました。水沢めぐみと言えば、私が子どもの頃「りぼん」で読んでいた作品。
それが何十年たっても同じ絵柄で残っている。
このトゥシューズは比較的昔の作品だけど、書店で見た最近の作品も同じ絵柄で嬉しかったです。
この漫画は子どもの為に買いました。
バレエが好きで好きで仕方ない主人公が成長しながらバレエを高めていくお話。
リアリティは正直ないです。全然ないです。
普通そんなに早くトゥシューズ履けないし、そんな簡単に主役任されないし、留学ってもっと特別な人がするものだから!と突っ込みどころは満載なのですが、なにせ夢が見らせる内容なので子どもに見せるにはぴったり。
いわばバレエのシンデレラストーリーです。
バレエを始めた娘がバレエを好きになるようにと買い与えましたが、その出来過ぎなシンデレラストーリーは子どもの夢見る気持ちにピッタリだったようで、娘はバレエ大好きに。
暇さえあればこの漫画を読んでいます。
良かったのがラブストーリー関連の展開。
よくあるのが王子様タイプとわんぱく小僧タイプが主人公を取り合う…という展開ですが、「トウ・シューズ」はそんなありふれた展開ではありませんでしたので、この部分が説得力があってよかったです。
ライター:momo(30代女性)
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